アロマセラピーというと「いい香り」というイメージを想像される方が多いと思いますが、
精油の香りを初めてかいだ方は柑橘系(オレンジ・グレープフルーツ・レモンなど)を好まれて、
他のものを受け付けないということがよくあります。(現に私もそうでした)
柑橘系の香りは記憶にあるけれど、
その他は日常的に嗅ぐことがないために警戒心が起こり、
一時的な拒否反応が起こっているんだと思います。
なれてくるにしたがって、本当の好き嫌いがわかるようになってきます。
体調を崩したときなども、そのときに自分を癒してくれる精油の香りがすごく素敵に感じます。
わかりやすいのがホルモンバランスが乱れているときですね。
ホルモンバランスを整えてくれるものは花の精油に多いのですが、
こういった時にはローズ、ゼラニウム、ジャスミン、イランイランなどが
とてもいい香りに思えたりします。
おもしろいのがベルガモット。
これはそのときの精神状態によって香りがかわります。
(もちろん精油の香り自体が変わるわけではないので感じ方が変わるんですね)
通常柑橘系の精油なので、
リフレッシュするようなすっきりした、少し苦味もあるような香りなんですが、
精神的に疲れているときや気持ちが萎えているときに匂うと
ほのかに甘味のあるふんわりとした香りに感じるんです。
もちろん他の精油でも、そのときの体調や精神状態によって感じ方は様々に変化します。
元気なときと、ちょっと疲れたな・・・と感じているときに
同じ精油の香りの感じ方をくらべてみると面白いですよ。
滝谷店店長 二宮早苗