きのうのことです。
フライパンで作ったおかずをお皿に入れ、
そのままシンクに持っていって水につけようとしたところ
うっかり持ち手の先のパンと繋がっているところを触ってしまいました・・・
ついさっきまで使っていたあつあつのフライパンだったので
もうカラダ全体がびくっ!となるほどの衝撃で、
熱いというよりは「痛っっ!!」って感じです。
左手薬指と小指にあたったようなのですぐさま流水で冷やし・・・
だいぶ長いこと冷やしたんですが、水から手を離したとたんに痛み出すので
その後も氷のうで冷やし続けました。
ふと見ると薬指に水ぶくれが出てきそうな気配・・・
そこでそうだ!と思い立ってラベンダーの精油を原液のまま薬指に数滴落とし、
(※今回私は自己責任をもって原液を使用しましたが、
精油を原液のまま使用することは基本的には推奨されていません)
絆創膏でフタをしてさらにしばらく冷やし続けると痛みが治まってきました。
きのうはそのまま就寝。
そして今日おそるおそる絆創膏をはがしてみると・・・
うっすら白くはなっていますが水ぶくれにはならず、触ってみても他の指と感触はかわらず、
「よかった・・・」とほっとしました。
お客様に触れさせていただく手指なので、
水ぶくれなんかになってしまったらエラいことでした。
「やけどにはラベンダー」は定番ですが、やけどというのはなかなかするものではないので
(あたりまえですよね)、今回晴れて(?)実証できました!
昔ルネ・モーリス・ガットフォセというフランス人化学者が
実験中に事故でやけどを負い、それをラベンダーで治したというのは
アロマテラピー業界では有名なお話です。
(ちなみに「アロマテラピー」という言葉を作ったのはこの方です)
ラベンダーといえば鎮静作用が有名で、リラックスしたいときや
ぐっすり眠りたいときによく使われますが、
ラベンダーには鎮痛作用のほか消炎作用(炎症を抑える作用)や
瘢痕形成(皮膚をもとの状態に戻す)作用があるためやけどにもいいんですね。
ちなみにラベンダーには抗真菌作用もあるので水虫にもいいですよ。
一家に1本あると便利ですね。
しずく滝谷店 二宮早苗